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八潮市・草加市の競売物件で利益を出すための現実的な戦略

2025.12.18

 

少し前に、個人的に購入を検討していた競売物件があり、入札を行いました。
しかし開札結果を見ると、売却価額は売却基準価格のほぼ2倍。この価格帯では、採算が合わず到底手が出ません。

 

また、同時期に出ていた草加市の競売物件も注視していました。

新築当時の分譲価格を把握していた物件でしたが、落札価格は新築時とほぼ変わらない価額でした。

 

さらに八潮市の別物件では、一般市場で販売した場合の仲介相場に近い価格で落札されています。

 

私が確認しているのは、八潮市・草加市など、相場観を比較的正確に把握できるエリアに限られますが、2025年の競売物件は「通常の仲介取引より、気持ち安い程度」で落札されているケースが多い印象です。

 

同業者の方々からも「最近の競売は高すぎて買えない」という声をよく耳にしますが、直近1年間の結果を見てみると、その感覚は決して誇張ではないと感じました。

 

もっとも、これはある意味で当然の流れでしょう。
占有リスクや法的リスクが小さい物件であればあるほど、入札参加者は増え、結果として価格は上がります。

リスクが少なければ、リターンも小さくなるのは自然な話です。

 

一方で、権利関係や物理的な問題など、いわゆる「難のある物件」については、不動産業者が敬遠するケースも多く、安価で取得できる可能性が残されているのも事実です。

 
また、物件の規模によっても競争環境は大きく異なります。

例えば、先日触れた港区の某マンションは、売却基準価格が約5億円、売却価額が約4.2億円。入札参加者はわずか2組でした。

話題性の高い物件であっても、そもそもその価格帯で入札できる資金力がなければ土俵にすら立てません。

もちろん、私には到底無理な話です。

 

では、八潮市・草加市といった埼玉県内でも比較的人気のあるエリアで、競売物件を購入して利益を出すにはどうすべきか。

 

結論としては、今回私が買えなかった物件や、前述の草加・八潮のような「誰が見ても魅力的な人気物件」は、思い切って切り捨てる判断が必要だと感じています。

 

それよりも、

 
・難のある物件を見極める
・入札期間までに問題解決の道筋を立てる
・想定販売価格や粗利を、できる限り具体的に算出する

 

この一連のサイクルを地道に回し続けることが、競売で利益を出すための現実的な方法だと感じています。

 

 

八潮市・草加市を中心に、不動産に関するご相談をお受けしております。
日々の業務や実体験をもとに、現実的な視点でお話しできればと思います。
何かありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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