相続したご実家をいざ売却しようと動き出した際、最も高い確率で直面し、かつ解決に時間がかかるのが「隣地との境界トラブル」です。
「親がずっと住んでいた家だから、土地の広さも境界線もハッキリしているはず」 そう思い込んで一括査定サイトに登録し、買い手が見つかった後になってから境界のズレや越境が発覚し、契約が白紙になるケースが八潮市でも起きているようです。
今回は、古い実家を手放す前に必ず知っておくべき「土地の境界未確定リスク」と、安全に取引を進めるための正しい手順を解説します。
1. なぜ築30年以上の古い実家は「境界」で揉めるのか?
不動産を売却する際、売主には「ここからここまでが自分の土地です」と買い手に明確に示す義務(境界明示義務)があります。
しかし、古い土地には以下のような落とし穴が潜んでいます。
昔の測量図と実際の面積の「ズレ」
昭和やそれ以前に作られた法務局の図面(公図)や測量図は、当時の測量技術の限界から、実際の面積や地形と大きくズレていることが珍しくありません。
書類上は「30坪」となっていても、最新の機械で測り直すと「28坪しかなかった」ということが起こり得ます。
ブロック塀や屋根の「越境」問題
境界線上に建っているブロック塀が「どちらの所有物か」分からなくなっていたり、お隣の木の枝や屋根の庇(ひさし)がご実家の敷地に入り込んでいる(越境している)ケースです。
あるいは逆に、ご実家の塀がお隣の敷地にはみ出していることもあります。
こうした問題がクリアになっていない土地は、将来のトラブルを嫌がられ、買い手がつきません。
2. 境界が未確定のまま「一括査定」に出す危険性
境界が曖昧な状態のまま、ネットの「不動産一括査定サイト」を利用するのは非常に危険です。
査定額はあくまで「境界に問題がない前提」の数字
一括査定サイトで提示される高い査定額は、「面積にズレがなく、お隣との境界トラブルも一切ない綺麗な土地」であることを前提に計算された、いわば机上の空論です。
いざ売却の話が進み、実際に測量を入れた結果、お隣と境界線で揉めて話し合いが平行線になれば、その土地は売れません。
結果として、
「高い査定額を出してくれたから任せたのに、いつまで経っても売れない」
「境界トラブルを理由に、足元を見られて大幅な値下げを要求された」
という事態に陥ります。
3. 売却の前に「土地家屋調査士」と連携できるかが鍵
境界トラブルを防ぎ、確実に不動産を手放すためには、売却活動と並行して(あるいはそれよりも前に)「土地家屋調査士」という測量の専門家を入れ、隣地の所有者立ち会いのもとで境界を確定させる「確定測量」を行う必要があります。
しかし、長年空き家になっていたご実家の場合、お隣さんとの関係性が希薄になっており、いきなり測量の立ち会いをお願いしても協力してもらえないことがあります。
だからこそ、地元の事情に精通した不動産会社の「人間力」が問われます。
当社は八潮市で35年以上の実績があり、地元の優秀な土地家屋調査士と強固なネットワークを持っています。
ご実家のご近所の方々へも私たちが丁寧に事情をご説明し、角が立たないように境界確認の調整を行います。
複雑な権利関係やご近所付き合いの調整は、機械的に査定額を出すだけのシステムには決してできない仕事です。
まとめ:目先の査定額より、まずは「安全に売れる状態」の確認を
不動産売却において最も大切なのは、「いくらで売るか」の前に「安全に引き渡せる状態か」を確認することです。
「お隣との境界標(赤い杭やプレート)が見当たらない」
「ブロック塀が傾いていて、どちらの持ち物か分からない」
少しでも不安な点があれば、一括査定で不特定多数の業者に情報を流す前に、まずは私たちにご相談ください。
現状の目視確認から測量の手配、最終的な売却まで、安全で確実な出口戦略をワンストップでサポートいたします。
【八潮市のご実家、境界や土地の広さに不安がある方へ】
☑️ お隣との境界線がどこかハッキリ分からない
☑️ 古いブロック塀や木の枝が越境している(されている)
☑️ 一括査定に出す前に、まずは売れる状態かプロに見てほしい
三共コスモスが、地元の専門家と連携して権利関係をきれいに整理します。
無理な売却提案やしつこい営業電話は一切いたしませんので、安心してご相談ください。



