こんにちは!
三共コスモスの南出です。
不動産投資を始めるうえで「準備」が大切なのは当然ですが、準備の中でも非常に大切なことが「計画」です。
どんな物件を買うのか、いくら稼ぎたいのか、どうやって融資を受けるのか──。
この「投資計画」が明確でないまま始めると、途中で方向を見失い、失敗のリスクが高まります。
この記事では、以下の5つのポイントに分けて、不動産投資の計画の立て方を丁寧に解説します。
「不動産投資ってちょっと怖そう…」と感じている方にも安心して読み進めていただける内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
物件選び・目標設定・タイミング・融資・リスク対策まで完全ガイド!
1. 自分に合った物件の選び方
まずは「どんな物件を狙うべきか」を明確にしましょう。
投資スタイルや資金状況によって、選ぶべき物件はまったく異なります。
以下の表は、物件の特徴ごとに利回りや融資条件がどう変わるかをまとめたものです:
項目 | タイプ | 特徴 |
---|---|---|
築年数 | 新築 | 管理しやすいが、利回り低め |
中古 | 手間はかかるが、利回りが高め | |
エリア | 都心 | 安定した需要、利回りは低め |
地方 | 利回り高いが、空室リスクあり | |
規模 | 1棟アパート・マンション | 融資を受けやすい、管理は手間 |
区分・戸建て | 小規模、融資がやや難しい | |
構造 | 木造 | 融資期間が短め(〜22年程度) |
RC・鉄骨 | 融資期間が長め(〜35年程度) |
💡 利回りとは?
投資額に対して年間でどれだけの家賃収入があるかを示す指標。
例:利回り8%=1000万円の物件で年間80万円の家賃収入。
2. 投資の「目標」を明確にする
不動産投資をする目的が「お小遣いのような副収入」なのか、「資産を大きく増やすため」なのかで、選ぶ戦略はまったく変わってきます。
目標設定のチェックリスト:
- キャッシュフロー(毎月の家賃利益)を狙う → いくら欲しいか?
- キャピタルゲイン(売却益)を狙う → いくらの利益で売るか?
- 自己資金はいくら使えるか?
- 融資はどの程度受けられそうか?
🎯 例)毎月5万円のCFが目標 → 家賃収入10万円/ローン返済5万円の物件を目指す。
3. 不動産投資を始める「タイミング」
「始めるには今がいいのか、それとも待ったほうがいいのか?」と迷う人も多いですが、実は“いつ始めてもチャンスはある”というのが答えです。
以下のように、景気によって投資環境は変わりますが、戦略次第でどちらもチャンスになり得ます。
景気 | 不動産価格 | 融資の出やすさ | 特徴 |
---|---|---|---|
好景気 | 高い | 積極的 | 価格は高いが、融資が付きやすい |
不景気 | 安い | 消極的 | 掘り出し物あり、融資ハードル高い |
🔑 ポイント:景気に合わせて「買い方・融資の組み方」を調整すれば、どのタイミングでも成功できる。
4. 融資を受けるための準備
不動産投資は、自己資金+融資で行うのが基本。
融資を受けるためには、自分の「信用力」を磨いておく必要があります。
属性を磨くポイント:
- 安定した職業(会社員・公務員など)
- 勤続年数(3年以上が目安)
- 年収(500万円以上が一つの目安)
金融資産を作る:
- 貯金(300〜500万円以上あると評価されやすい)
- 株式や投資信託での運用実績もプラスに働く
🏦 金融機関は「安定した収入+返済能力+担保価値」の3点を重視して審査します。
5. リスクを知り、回避する方法
不動産投資には当然リスクもありますが、あらかじめ把握して対策することで、十分にコントロールできます。
主なリスクと対策:
リスク | 回避・対策方法 |
---|---|
空室リスク | エリア選定・管理会社の選び方がカギ |
金利上昇 | 固定金利でローン契約 or 繰上げ返済計画 |
大規模修繕費 | 修繕積立金 or 初期に多めに見積もる |
人口減少・需要減 | 都心 or 賃貸需要の強い地域を選ぶ |
📚 一番のリスク対策は「知識」です。
書籍・雑誌・セミナー・信頼できるコラムから、日々学び続ける姿勢が失敗を防ぎます。
最後に
不動産投資は、思いつきで始めるものではありません。
本記事で紹介したように、「物件選定」「目標設定」「タイミング」「融資戦略」「リスク管理」の5つの計画をしっかり立てることが、将来の成功に直結します。
次回は、不動産投資の準備編ラストとして、まず最初に行う事について紹介する予定です。
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