こんにちは!
三共コスモスです。
先日、1階が倉庫、2階に1K×2戸という構造の物件を購入しました。
敷地内にちょっとした庭があり、現在、駐輪スペースに変更することを検討しています。
調べてみると、駐輪スペースにする方法は意外にも5つあり、それぞれに特徴や費用、メリット・デメリットがあることがわかりました。
今回は、その5つの工法について簡単にご紹介します。
① 砂利敷き

- 施工内容
- 土を平らに整地(重機や手作業で均す)
- 防草シート(雑草防止用)を敷く場合もあり
- 砂利(約10cm厚程度)を均一に敷く
- 転圧(砂利を固める作業)を行い、平らに仕上げる
- ポイント
- 砂利の種類によって見た目や耐久性が変わる
- 防草シートを敷くと雑草が生えにくい
- メリット:費用が安い/水はけが良くぬかるみにくい/DIYでも可能/材料が入手しやすい。
- デメリット:砂利が散らばる/自転車スタンドが沈みやすい/掃き掃除がしにくい。
② コンクリート舗装

- 施工内容
- 土の掘削・整地(既存土壌の掘削、根切り)
- 砕石や砂利を敷き、転圧して基礎を作る
- 型枠(枠板)を設置しコンクリートの流し込み準備
- コンクリートを打設(流し込み)し、表面を平らに仕上げる
- 養生期間を置いて強度を確保
- ポイント
- ひび割れ防止にワイヤーメッシュや繊維を入れる場合も
- 傾斜をつけて排水しやすくする設計が重要
- メリット:耐久性が高く長持ち/見た目が整って美しい/泥やほこりが付きにくい。
- デメリット:費用が高め/撤去や改修が大掛かり/夏場の照り返しが強い。
③ インターロッキングブロック敷き

- 施工内容
- 土の掘削・整地
- 砕石や砂利を敷いて転圧、下地を安定させる
- インターロッキングブロック(レンガ状の舗装材)を並べる
- ブロック間に細かい砂(目地砂)を撒き、隙間を埋める
- 転圧してブロックを固定
- ポイント
- デザイン性が高く、色や形を選べる
- 将来の補修や再利用がしやすい
- メリット:デザイン性が高い/部分交換が容易/高級感を演出できる。
- デメリット:費用が高め/隙間から雑草が生えることがある/凍結や沈下で浮く可能性。
④ アスファルト舗装

- 施工内容
- 土の掘削・整地
- 砕石などの基礎材を敷き、転圧して安定化
- アスファルトを敷き均し、ローラーで圧縮・平滑化
- 冷却・硬化後に仕上がり完成
- ポイント
- コンクリートよりも柔軟性があり、衝撃吸収に優れる
- 熱を吸収しやすく夏場は表面温度が高くなる
- メリット:耐久性・防水性が高い/施工後すぐ使用可能/コンクリートより転倒時の衝撃が緩和。
- デメリット:夏場は熱くなりやすい/色あせやひび割れが早い場合がある/油分に弱い。
⑤ 防草シート+砂利敷き
- 施工内容
- 土の整地(できるだけ平らに)
- 雑草防止のため防草シートを全面に敷く
- その上に砂利を敷き詰める
- 転圧して砂利を固定
- ポイント
- 雑草の成長をかなり抑制できる
- 砂利単体より管理が楽になるが完全に抑えるわけではない
- メリット:雑草対策になる/比較的低コスト/施工後すぐ使用可能。
- デメリット:砂利の散らばりがある/シート劣化による交換が必要/端がめくれると雑草発生の可能性。
かかる費用としては、③>②>④>>⑤>①のようです。
その他、防犯対策や自転車の劣化対策も考えないといけないですね!
売買・賃貸だけでなく、リフォームのご依頼も承っておりますので、お住まいのお困り事などございましたらぜひお気軽にご相談ください!