12月に利上げが行われる可能性があると、最近のニュースで頻繁に取り上げられています。
政策金利が引き上げられると、その後に住宅ローン金利が上昇することが多く、すでに住宅ローンを組んでいる方だけでなく、これから住宅購入を検討している方にも影響が出てきます。
以前は、ネット銀行が日銀の支援制度を利用して低金利で住宅ローンを提供し、店舗型の金融機関との差が大きい状況が続いていました。
しかし最近では金利差も縮小し、特に八潮市や草加市では地域密着型の金融機関が再び選択肢に入っている印象です。
八潮市・草加市エリアでは、低金利かつ店舗のある「埼玉りそな銀行」を選ばれるケースが多いと思いますが、最近では都市銀行だけでなく、地方銀行、信用金庫、ネット銀行を比較しながら住宅ローンを選ぶ方が増えています。
今回の利上げで特に注目しているのが「住宅ローンの実行金利」です。
現在、信用金庫の店頭金利は1%未満に設定されていますが、今回の金利引き上げで1%を超える可能性があります。
そうなると購入希望者の心理に与える影響は大きいと感じています。
また、金利の上昇に加えて問題なのが、物件価格の高騰です。
購入価格が上がれば、借入金額自体が増えることになり、支払う利息も増えてしまいます。
そのため、フルローンにするのか、ペアローンを利用するのか、35年ではなく50年返済にするのかなど、住宅ローンの選択肢もより慎重に検討する必要があります。
住宅ローンはネットで調べることもできますが、実際には金利以外の条件が後から大きな影響を与えることがあります。
固定と変動のどちらが良いか、繰り上げ返済を前提にするか、団信はどうするかなど、家庭によって全く最適解が変わります。
選べる選択肢が増えたからこそ、ご相談いただくお客様にとって最適な方法を、一緒に考えていければと思っています。
八潮市の不動産購入・売却について少しでも不安や疑問があれば、ぜひお気軽に当社へご相談ください。
地域密着ならではの情報と、実際の取引経験をもとに、お客様に合った選択肢をご提案いたします。



