住宅ローン減税を受ける際に必要な『住宅借入金等特別控除申告書』についての話です。
住宅借入金等特別控除申告書とは、住宅ローン減税のために確定申告を行った年の10月頃に税務署から送付される書類です。
会社員の方は、この控除申告書を勤務先へ提出することで、2年目以降は年末調整で住宅ローン減税を受けることができます。
今年住宅を購入した方、またはこれから住宅を購入し、住宅ローン減税を利用する予定の方は、e-Taxで確定申告を行うケースが多いと思います。
その際、「住宅借入金等特別控除申告書」を書面で交付を受けるか、e-Taxで交付を受けるかを選択する項目があるはずです。
よく分からない方は、とりあえず「書面で交付」を選択することをおすすめします。
理由は、手間がかかるからです。
私は以前マンションを購入した際、e-Taxではなく税務署の窓口で確定申告をしたため、当然のように書面で控除申告書を受け取りました。
住み替えで2度目の住宅ローン減税を受けた際はe-Taxを利用。
特に深く考えず、控除申告書も「e-Taxで交付」を選択して手続きを進めてしまったようです。
その結果、届くはずだと思っていた控除申告書が送られてこず、税務署に確認の電話をしてしまいました……。
忙しい時期にもかかわらず対応していただき、申し訳なかったです。
その後、マイナポータルの「お知らせ」を確認したところ、
ちゃんと届いていました。XML形式の控除申告書が。
会社に提出するためには印刷が必要なのですが、そのままでは使えず、PDFに変換する必要があります(おそらく)。
私はやり方がよく分からず、XMLデータをPCに移動して、何とかPDF化しましたが、正直かなり面倒でした……。
自宅や職場にパソコン環境がない方、
e-Taxの操作やデータ変換が面倒だと感じる方は、
後悔する前に「書面で交付」を選択しておくことをおすすめします。
当社をご利用いただいたお客様で、住宅ローン控除を受ける予定の方には、毎年12月に確定申告に関するご案内を行っております。
私自身、このようなうっかりを経験してしまいましたが、実体験を踏まえ、お客様には分かりやすく、誠心誠意サポートさせていただきます。
住宅ローン控除や確定申告について不安な点があれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。
八潮市で不動産の購入や売却をご検討されている方は、ぜひ当社をご利用ください。
地域密着の不動産会社として、取引後の手続きまでしっかりお手伝いいたします。



