こんにちは!
三共コスモスの南出です。
昨年お住まいを購入された方の多くは、今年の2∼3月頃に住宅ローン控除を受けるための確定申告をするかと思います。
所得税を支払うための確定申告は2月中旬からの1カ月間ですが、還付を受ける際の確定申告は5年以内に行なえばOKです。
ですが、『今は忙しいからもう少し先で』と考えていると非常に面倒なことになります。
私自身、一度目の購入は3年経ってから還付申告をしまして、大変後悔しています…
反省を活かし、今回は自己最速で還付申告を行ないました。
今回の記事では、マイナポータルを利用した住宅ローン控除のための確定申告について解説していきます。
最後までお読み頂ければ、きっと簡単に手続きを終わらせられるようになります。
まず最初に、確定申告に必要なものから書いていきます。
本記事が、これから確定申告をする人にとって少しでも参考になれば嬉しいです。
確定申告をするために揃えるもの
下記の書類を事前にご準備ください。
①マイナンバーカード
②源泉徴収票(直近のもの)
③年末残高証明書
④売買契約書
⑤建物の登記事項証明書
⑥土地の登記事項証明書
⑦性能証明書類(新築時)
まず、①マイナンバーカードは4桁のパスワードと6~16桁のパスワードの2つを入力する場面があります。
私は恥ずかしながら6~16桁のパスワードを全く覚えていなかったため、役所で再設定してもらいました。
②源泉徴収票は昨年末に会社から発行されたものが必要です。
③年末残高証明書は、お金を借りている金融機関からご自宅宛てに送られてくるはがきを指します。
⑤⑥の登記事項証明書は、物件購入時に登記を行った司法書士から送られてきた権利証の中に同封されているものをご利用ください。
無い場合は、管轄法務局で取得もしくは仲介をした不動産会社から貰いましょう。
⑤⑥⑦は、予め各個PDFでデータ化しておくとスムーズです。
以上が揃いましたら、確定申告の手続きを開始しましょう。
確定申告の手続き
下記URLから手続きを開始します。
https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top#bsctrl

『作成開始』をクリック


『はい』に2つチェックし、『スマートフォンを使用する』をクリック、申告書等の作成タブから『所得税』を選択します。

連携しないで次へ。
マイナポータルのアプリをDLし、マイナンバーカードを経由して本人確認を完了させます。

生年月日、所得の項目を入力します。ご自身の該当する項目にチェックをしてください。

源泉徴収票通りに、項目を入力していきます。

給与所得の入力が完了したら、配偶者控除、扶養控除、その他必要に応じて控除項目を入力します。

中段にある『住宅借入金等特別控除』をクリック。

購入した物件の種目をご選択ください。

該当する項目をご選択し、次へ進んでください。

購入価格や面積を入力する項目です。
お手元の売買契約書を基にご入力いただき、次へ進みます。

お金を借りている金融機関から届いた年末残高証明書を基に、年末残高と当初金額をご入力いただき、次へ進みます。
上記までご入力いただくと、『申告書等送信票』が作成されます。
内容をご確認頂き、問題が無ければ送信してください。
残るは税務署への提出書類です。
上記の送信票の『別紙 住宅借入金等特別控除の添付書類のご案内』に記載されている項目の書類をデータで送ります。
ガイダンスに従い、マイナポータルにログインしてください。

ログイン画面の『メッセージボックス』にお知らせが1件届いていますので開いてください。

下にスクロールし、『添付書類(PDF)の追加送信』をクリック。
予めPDFで用意した『登記事項証明書』等を添付し、送信してください。
最後にもう一度マイナポータルの『メッセージボックス』を開き、送信の確認が取れたら完了です。
最後に
マイナポータルの6~16桁のパスワードが分からなかったとき、投げ出そうかと思いました。
あと、マイナポータルにログインして追加書類を添付する項目で躓きました。
何度マイナンバーカードにスマートフォンをかざしたことか…
大切な個人情報なのでログイン周りを厳重にするのは良い事だと思いますが、もう少し融通を効かせて欲しいですよね。
会社員の方はこの1回きりで、次からは年末調整で会社が控除の手続きをしてくれます。
頑張りましょう!
八潮市・草加市で不動産の購入をご検討の方は、ぜひ当社へお気軽にご相談ください。
物件探しから確定申告まで、丁寧にサポートいたします。
皆様からのお問合せ、心待ちにしております。