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実家の片付け、売る前にどこまでやる?|売り出し前・引き渡しまでの段取りと、費用を抑えるコツ【八潮市】

2026.10.27

親が住んでいた実家を相続して売ることになったとき、多くの方が最初に気にされるのが、家の中の片付けです。

家具や衣類、食器、思い出の品がそのまま残っていて、どこから手をつければいいかわからないというお声をよくいただきます。

片付けは、全部終わらせてから不動産会社に相談しなければいけない、と考える方も少なくありません。

ですが実際には、片付けは段階に分けて考えると、時間も費用も無駄にせずに済みます。

この記事では、空き家になった実家を売るときに、いつ・どこまで片付ければいいのかを、八潮市で不動産仲介・買取を行う当社の立場から解説します。

 

片付けは「3つの段階」で考える

実家を仲介で売る場合、片付けは次の3つの段階で考えるとわかりやすくなります。

段階片付けの目安
査定を頼むとき片付けなくてよい。そのままの状態で見てもらう
売り出す前見学の方が部屋の広さや傷み具合を見られる程度に片付ける
引き渡す前残すと決めた設備以外は運び出し、家の中を空にする

いちばん手間とお金がかかるのは、家の中を空にする最後の段階です。

これを売り出す前に済ませる必要はありません。

査定は、片付ける前に頼んでかまいません

査定では、土地の広さや形、道路との関係、建物の築年数や傷み具合を見ます。

家財が残っていても、査定の金額にはほとんど影響しません。

先に査定を受けておくと、いくらぐらいで、どのくらいの期間で売れそうかがわかります。

それによって、家財をすべて運び出して仲介で売るか、荷物ごと買い取ってもらうかなど、片付けの進め方も決めやすくなります。

査定の前に用意しておくと話が早い書類は「査定を頼む前に用意しておくと話が早いもの」で紹介しています。

売り出す前は、「見学しやすい」程度に

売り出す前の片付けの目的は、見学に来た方が、部屋の広さや日当たり、傷み具合をきちんと見られるようにすることです。

  • 床が見えるようにして、部屋の広さがわかるようにする
  • 窓・押し入れ・収納の前をふさがないようにする
  • 冷蔵庫の中の食品や生ごみは処分し、においが残らないようにする
  • 雨漏りの跡や床のきしみなど、気になる場所が見られるようにしておく

大きな家具は、引き渡しまでに運び出せば問題ありません。

家具があると、かえって部屋の使い方がイメージしやすいという買主の方もいます。

見学の前の準備は、住みながら売る場合の記事「住みながら家を売るときは、内見の準備が大切」も参考になります。

引き渡しまでに、家の中を空にする

仲介で売る場合、引き渡しの日までに家の中を空にするのが基本です。

売買契約のときに、いつまでに何を運び出すかを決めておきます。

売買契約から引き渡しまでは、1〜2か月ほどあるのが一般的です。

大きな家具や家電の運び出しは、契約が決まってから業者に頼んでも間に合うことが多いです。

 

エアコン・照明・カーテンは、残す?外す?

家の中を空にするといっても、すべてを外す必要はありません。

エアコンや照明器具、カーテンレール、物置などは、買主が希望すれば残すことができます。

残すか外すかは、付帯設備表で決める

売買契約のときには、付帯設備表という書類で、残す設備と外す設備、故障や不具合の有無を買主と確認します。

残すと決めた設備は、引き渡しの日まで外さずに置いておきます。

古いエアコンは、残しても使わない買主もいれば、すぐに使えるので助かるという買主もいます。

外すかどうかを先に決めてしまわず、買主の希望を聞いてから決めると、取り外しの費用がかからずに済むことがあります。

故障している設備は、正直に伝える

残す設備に故障や不具合がある場合は、付帯設備表にそのまま書いておきます。

動かないエアコンを動くものとして引き渡すと、あとから修理や交換を求められることがあります。

長く使っていない設備で、動くかどうかわからないものは、わからないと伝えておきましょう。

 

業者に頼むときの選び方

家財が多い場合や、遠方に住んでいて実家に通えない場合は、片付けの業者(遺品整理・不用品回収)に頼むことになります。

家庭のごみを運べる許可を確かめる

家庭から出る家財を、料金を受け取って運び出すには、市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可が必要です。

古物商や産業廃棄物の許可だけでは、家庭のごみは運べません。

許可のない業者に頼むと、運び出した家財が不法投棄されるトラブルにつながることがあります。

業者自身が許可を持っていない場合は、許可を持つ業者と組んで処分しているかを確認しましょう。

見積もりは、現地を見てもらって書面で

片付けの費用は、家財の量や部屋の数、運び出しやすさによって大きく変わります。

電話だけの見積もりでは、当日に追加料金がかかることがあるため、必ず現地を見てもらい、書面で見積もりを出してもらいましょう。

  • 何を運び出して、何を残すか
  • 追加料金がかかるのは、どんな場合か
  • 買い取れる家具・家電があれば、その金額を差し引いてくれるか
  • エアコンの取り外しや、物置の解体が含まれているか

2〜3社から見積もりを取ると、金額の目安がわかります。

書類だけは、業者に頼む前に探しておく

業者に片付けを頼むと、書類や郵便物も家財と一緒に運び出されてしまうことがあります。

権利証や、家を買ったときの売買契約書、通帳などは、売却や相続の手続きに必要です。

業者に頼む前に、家族で一度、書類だけは探しておきましょう。

片付ける前に探しておく書類や、相続放棄との関係、形見分けと費用の分け方は、グループの南出行政書士事務所のコラム「実家の片付けと遺品整理 — 売却の前に決めておくこと」でくわしく解説しています。

 

片付けの費用を抑えるコツ

自分で出せるものは、ふだんのごみで出す

衣類や紙類、食器など、ふだんのごみとして出せるものは、収集日に少しずつ出していくと、業者に頼む量が減ります。

大きな家具は、市の粗大ごみの収集(申し込み制)を使う方法もあります。

ただし、エアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機は、家電リサイクル法の対象で、市の粗大ごみには出せません。

買い替えた販売店や、指定の引取場所に、リサイクル料金を払って引き取ってもらいます。

売れるものは、先に売る

状態の良い家具や家電、着物、贈答品の食器などは、リサイクルショップや買取業者に売れることがあります。

片付けの業者の中にも、買い取れるものの金額を見積もりから差し引いてくれるところがあります。

費用は、売れたお金から精算できる

片付けの費用を、相続人の1人が立て替えることもよくあります。

実家を売ったお金から精算すると決めておけば、立て替えた方の負担も気になりません。

見積書や領収書は、必ず残しておきましょう。

 

片付けが難しいときは、荷物ごと売る方法も

遠方に住んでいて通えない、家財が多すぎて手がつけられない、という場合は、無理に片付けを終わらせなくても売る方法があります。

当社の直接買取なら、荷物が残ったままでも

不動産会社が直接買い取る場合は、家財が残ったままの状態で買い取れることが多く、片付けは不要です。

買い手を探す期間もないため、早く手放したい方に向いています。

価格は仲介で売るより低くなるのが一般的ですが、片付けや解体の費用がかからない分、手元に残るお金で比べると差が小さくなることもあります。

くわしくは「八潮市で空き家を買い取ってもらうには?」をご覧ください。

遠方の方は、立ち会いを最小限に

仲介で売る場合でも、鍵をお預かりして、見学の案内や片付けの業者の立ち会いを当社で行うことができます。

遠方の売主の方に代わって、ごみの収集日に合わせて少しずつ出すお手伝いをしたこともあります。

遠方から実家を売るときの進め方は「遠くに住んでいて、八潮の実家に通えない」で紹介しています。

 

相続した空き家なら、電気・ガス・水道を止めた日を記録しておく

相続した空き家を売るときには、条件を満たせば、売った利益から最大3,000万円を差し引ける特例があります。

この特例を使うには、亡くなったあと空き家のままだったことを、電気・ガスの閉栓や、水道の使用中止の日付がわかる書類で示す必要があります。

片付けのために電気や水道を使い続ける場合は、止めた日がわかる書類を残しておきましょう。

くわしい条件は「相続空き家の3,000万円控除を賢く使う方法」をご覧ください。

税額の計算は、税理士や税務署にご確認ください。

 

よくあるご質問

家財が残ったままで、売り出してもいいですか?

売り出すことはできます。

見学の方が部屋の広さや傷み具合を見られる程度に片付いていれば、家具が残っていても問題ありません。

引き渡しの日までに運び出すことを、売買契約で決めておきます。

仏壇や神棚は、どうすればいいですか?

仏壇や神棚は、ほかの家財と同じように処分してよいか、迷われる方が多いものです。

菩提寺や神社に相談して、閉眼供養(魂抜き)などをしてから、片付けの業者に引き取ってもらう方法が一般的です。

片付けの業者の中には、供養の手配まで引き受けてくれるところもあります。

片付けの業者を紹介してもらえますか?

ご相談いただければ、片付けの業者をご紹介することもできます。

業者を選ぶときは、許可の有無と、書面の見積もりを必ず確かめてください。

 

まとめ

  • 片付けは、査定・売り出し前・引き渡し前の3段階で考える
  • 査定は片付ける前でよい。売り出し前は見学しやすい程度、空にするのは引き渡しまで
  • エアコンや照明は、付帯設備表で買主と相談して決める
  • 業者は、一般廃棄物収集運搬業の許可と、現地を見たうえでの書面の見積もりを確かめる
  • ふだんのごみで出す、売れるものは売る、費用は売れたお金から精算する
  • 片付けが難しいときは、荷物ごと買い取ってもらう方法もある

片付けが終わっていないからと、相談を先延ばしにする必要はありません。

売り方の見通しが立ってから片付けを始めるほうが、空き家の期間も短くなり、費用も抑えられます。

 

三共コスモスにご相談ください

三共コスモスは、1990年の設立から八潮市で36年、不動産の売買に携わってきた地元の不動産会社です。

家財が残ったままの実家のご相談も、査定から片付けの段取り、売却まで一緒に進めます。

  • 片付ける前の状態で査定にうかがいます
  • 仲介で売る場合と、直接買取の場合の金額を、両方お出しします
  • 遠方の方は、鍵をお預かりして見学の案内や業者の立ち会いをお手伝いします
  • 相続の手続きが終わっていない場合は、グループの南出行政書士事務所と一緒に進められます

空き家や古い家を早く現金化したい方は「八潮市の不動産買取」もご覧ください。

売却のご案内は「八潮市の不動産売却」にまとめています。

査定のご依頼は「八潮市の不動産売却査定」から承っています。

お電話でも承ります(048-998-6331 受付9:00〜18:00・水曜定休)。

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